2009.9.22 チョウセンカマキリを求めて

世の中はシルバーウィーク。天気もそこそこで、秋の行楽シーズンに全国がにぎわったようだ。僕の仕事はサービス業みたいなもので、暦の休みとはあまり関連がないのだが、今日は週休日に当たり世間一般と同じ休日を過ごすこととなった。家族でどこかに行こうということになり、長野県の佐久市に行くことになった。とあるリゾート地で温泉に入り、帰りに臼田の瀬川という鳥肉専門店で「むしり」なる大好物の鶏肉を買って帰る予定としたが、以前、チョウセンカマキリがたくさんいた田んぼが気になり、夕方にちょこっと寄ることとなった。オオカマキリとの対比で欠かせないチョウセンカマキリだが、桐生市あたりでは少なく探して簡単に見つかるというものでもない。佐久市の目的の田んぼに着くと、予定通りごくふつうに稲穂にチョウセンカマキリが付いていた。しかし、オオカマキリもそこそこ混じるところが棲み分けの境界として興味深いのだ。オオカマキリに比べてやや小ぶりでスレンダーな体型。そして上翅の側縁に独特なくっきりとしたラインがきりりと映える姿は僕にとってお気に入りのカマキリなのである。そんな満足感も味わえた休日となったが、帰りの渋滞にはちょっとしびれた。



Comment

Post a Comment

Name
Mail
URL
Comment