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ニイニイゼミの産卵痕がついた枝をいくつか集めておいたのだが、ここ数日に孵化のピークを迎えている。セミの多くは卵越冬し、翌年に孵化するパターンが一般的だが、ニイニイゼミは産卵された年の秋に早々と孵化し、土中生活が始まるわけである。枯れ枝からニョキッと姿を現した1ミリほどの小さな幼虫は、孵化と同時に脱皮しエビのような前幼虫からセミらしい前脚を持った1齢幼虫へと姿を変え土中を目指して歩き始めた。