今日は、ニホンミツバチがオオスズメバチの襲撃から巣を守る様子を撮影した。巣板に近づくオオスズメバチに対し、ニホンミツバチも数匹が応戦するが、瞬く間にかみ殺されてしまい蜂球攻撃は簡単に行わなかった。しかし、境界線があるのか、それともタイミングを図っていたのか、その行動は突然に起きた。なだれ込むようにオオスズメバチを取り囲むとあっという間に団子状態になり、そのまま落下したのだ。さすがにオオスズメバチもこれにはかなわないと見えたが、団子の中ではそれなりに大あごで抵抗している様子で、ニホンミツバチの死骸もバラバラと転がりはじめた。蒸し殺すといってもすぐに効果は出せないので、防衛策があるとはいえ、ニホンミツバチにとってもやはりリスクは大きいようだ。