2009.11. 4 ヒナバッタのメス

今日の朝は初霜が降り、残り少ない秋の昆虫たちにはきつい寒さであったに違いない。しかし、昼間はよく晴れて気温も上がった。この時期に目立つバッタといえばツチイナゴだが、彼らは成虫越冬なのでまだまだ元気で当然だ。卵越冬のバッタで春先一番に現れ、秋遅くまで見られるのがヒナバッタで、おそらく2回世代繰り返しているのだろう。午後に畑の脇の低い草地を訪れると、そこにはずいぶんたくさんの個体が見られた。ヒナバッタの白バック写真をデジタルで撮り直していないことを思い出し、あまり擦れていない個体を選び出して採集した。褐色系の地味な色合いだが、色の濃さや模様には変異が多く、今更ながら、どの色合いがスタンダードといえるのか考えてしまった。



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