2009.12. 5 オオゴマダラの蛹の主張

毎年クリスマスが近くなると、話題にあがるのがオオゴマダラの蛹だ。クリスマスツリーにぶら下げたくなるような美しい黄金の蛹である。チョウの温室を備えた昆虫施設ならではの定番的アイテムともいえるが、本来であれば沖縄に行かなければというか、沖縄にいっても簡単に見られるものではない。群馬県で熱帯を見せる温室が必要か?という議論が常につきまとうが、今まで昆虫の森を訪れた子どもたちがこの蛹や、軽やかに舞うチョウを見てどれだけ感動し、自然というものに興味を持ったかは計り知れないはずだ。未来に向けた投資とはなんだろうか?世の中は「環境問題」を大きくかかげながら、「自然科学」への関心があまりにも低すぎる。



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