2009.12.16 キイロスズメバチの巣を展示に・・・

先日お伝えしたキイロスズメバチの巣であるが、展示に使えればと昆虫の森の山師、小野里さんに相談をした。現場を見てきた小野里さんの答えは「採れるよ!」と一言。それからがすごい。その日の間に地権者の了解と、高所作業車の手配をすべて行い、昨日の夕方に作業がおこなわれたのだ。万が一に備えて、僕がまず上がり、ハチの確認をした。地上から14メートルの世界は想像以上の高さであった。巣の入り口に一匹だけ働きバチがついていたが、寒さで身動きもとれない状況であった。そして造園屋さんの若頭に交代し、枝を切り落とす作業に入ったが、ここでは語りつくせないくらい難易度が高い作業であった。そして、念願のキイロスズメバチの巣が手元に入り、その大きさと、独特なさざ波模様の美しさに、あらためて自然が作り出したアートの世界を堪能した。材料となる様々な木質繊維の色がこの模様を作り出すようだが、当の製作者は見栄えなど考えているはずもなく、結果とはいえこの縞模様のコントラストは出来すぎているとつくづく感じるのであった。



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