2009.12.28 パラドクサ(Phyllocrania paradoxa) 

毎年のことだが、年末はなにかと忙しい。年明けからの「昆虫たちの冬越し展」準備をやっと昨日終わらせ、今日はというと、年賀状をやっとお昼に書き終えることができた。午後になってちょっとすっきりした気分になり、「さて」と思った時、思い出したのがパラドクサのことだった。容姿の変わった外国産カマキリの展示を計画中で、いくつかの種類の幼虫を入手したが、一週間ほど前にパラドクサというアフリカのカマキリが羽化し、その枯れ葉に似た姿を早く写真に撮りたいと思っていた。アジアのカレハカマキリ類は数種が以前から知られているが、このパラドクサは小ぶりではあるものの、なんとも妖艶というか、不思議な雰囲気の魅力的なカマキリなのである。ゴーストマンティス(亡霊カマキリ)とも言われるらしい。



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