昨日、実家から群馬にもどり、今日は土産をもって旧東村の知人を訪ねた。その帰り道、122号線から見下ろす小さな棚田で、田お越しをする風景が目に入った。すぐに車を止めてカメラでのぞきこんだが、どうやら、湿田に耕運機がスタックしてした様子で、おじいさんは耕運機をおいてすぐに立ち去ってしまった。耕す人物がいなければ、風景としてはちょっとつまらないと思っていたところ、すぐに奥さんであろう方が登場し、紐で引っ張り上げながら、田んぼから耕運機を引き上げた。その後、湿田の田起こしはあきらめ、一段上の田んぼで田起こしが再開した。生き物にとって棲みよい湿田環境だが、やはり、農家の方にとっては手ごわい田んぼのようである。