2010.1. 8 温室で発見したオオカマキリ

先日のタイワンキチョウが大発生したモクセンナが気になり、温室の様子を見に行った時だった。ふと、目に飛び込んだのが立派なオオカキリであった。しかもこのオオカマキリ、褐色型と緑色型の中間的な色合いを持つ個体であった。温室内ではチョウの捕食者として嫌われるカマキリだが、最近目立つマダラコオロギやモリバッタなど、増えすぎると葉っぱを食害する昆虫にとっては重要な捕食者ともなる。最近における温室での発見は稀で、なによりも、常設展示のオオカマキリ成虫がちょうど絶えた時だったので、絶妙なタイミングで活きのいい新成虫が手に入ったことがうれしかった。



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