2010.2. 3 メガネウラ(MEGANEURA)

春の季節展準備に忙しいが、夏に向けての企画展準備も同時に進めている。今回の夏の企画展は「昆虫たちが生きた4億年(仮)」で古生代から新生代にかけての昆虫たちの歩んだ4億年という歴史をテーマとした内容だ。当然ここで欠かせないのが古生代の象徴ともいえる巨大トンボ「メガネウラ」なのだ。どこの自然系博物館にもたいがい復元模型が存在するが、学術的にもっとも細部の復元にこだわったものが北九州自然史博にある模型で、化石から交尾器の形状を復元し見事に再現している。今回、以前から進めていたメガネウラの模型を完成させる絶好の機会として、それらの最新情報を参考にしつつも、頭部の形や色彩を自分なりに想像して製作している。未完成ではあるが、各パーツを撮影し、フォトショップ上で完成イメージを作った。そこで思いついたのが、この写真をそのまま凧にしてみたらどうかというアイデアであった。写真はわけあってモニターを撮影したもので不鮮明である。開帳70センチの実寸メガネウラ凧。そんな凧ができれば・・・。



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