2010.2.11 メガネウラ(Meganeura)出現!?

今日、ようやくメガネウラの模型が完成した。この模型づくりのきっかけはさかのぼること十数年前、豊島園昆虫館時代であった。当時、古い展示を一新したい思いでコツコツと着手していったが、やはり昆虫の起源にふれる展示をつくりたいと思ったのがきっかけであった。スチロール素材に木工パテを盛っては削り、ボディーの原型を作っていた。その後豊島園昆虫館は閉館し、「こん棒」のようなボディーは木箱にしまい、いつかつづきを作ろうと思い続けてきた。そして昨年、映像トンネルのリニューアルで、再び着手したが時間的に間に合わず、ようやく今年の夏の企画展準備として完成にこぎつけたわけだ。脚部や頭部など、細かい部分では納得がいかない完成ではあるが、時間がゆるす中でできることであり、表に出して恥かしくない完成度と判断した。温室のヒカゲヘゴの幹に止らせ、二億九千万年前の風景をつくってみた。模型細部の粗を隠すようだが、イラスト調に加工をしてみた。こんな大きな昆虫が飛んでいた時代に夢でもいいから行ってみたい。



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