2010.3. 6 祝啓蟄!ナナホシテントウの孵化

今週は展示の切り換えであっという間に過ぎてしまった。今日から「春めく里山の昆虫展」が開催となった。たまたまだが、開催初日がなんと啓蟄に当たり、昆虫施設として縁起が良い初日であった。しかしながら天気はいまひとつで入園者は伸び悩んだ。昼頃に展示された生体ケースをチェックをすると、ナナホシテントウの卵がちょうど孵化する場面に行き当たった。この卵は先日に紹介した卵で、冷蔵庫に入れたり出したりしながら孵化の場面を撮ろうとしていたが、結果的に撮影している時間もなく、展示物として出すことにしたのだ。孵化シーンの撮影はすでにあきらめていたが、意外な展開で、結果的に撮ることができたのだ。テントウムシのいっせいの孵化は、生まれた幼虫たちが、天に向かって(実際は下向き)脚をワラワラと揺り動かし、誕生の喜びを表現しているかのようで何度見てもかわいらしい。



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