2010.3.19 ベニシジミの幼虫

展示中のカメノコテントウの餌用に、コガタルリハムシの幼虫がいないものかとギシギシが生える果樹園に立ち寄った時だった。すぐに目に飛び込んだのがベニシジミの幼虫であった。鮮やかな色彩はカムフラージュのつもりであろうが、視界に入ってすんなりと浮き立ってしまったのだ。過去を振り返ってこんなベニシジミ幼虫との対面は初めてで、本来、探さなければ見つかるものではない。カメラを向けているうちに、長く伸びていた体が萎縮して、最後はポロリと落下してしまった。これが、敵に見つかった時に逃れる戦略のようだ。



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