2010.5.14 シロシタホタルガの幼虫

僕が寝る部屋は東向きに窓があり、人家もなく田んぼが広がる風景なのでカーテンを閉めずに寝ている。そして、朝には強烈な朝日が差し込み目が覚めるのだ。体は鉛のように重たいが、天気がよく早起きできた日は、さっと朝食を済ませてフィールドに向かうのがこの時期ならではの楽しみである。ここ数日気温が低く、昆虫たちも朝は不活発だが、サワフタギの葉上に大きく育ったシロシタホタルガの幼虫を見つけた。この時期ならでは風景だが、毒々しいという印象よりも、そのカラーリングの奇抜さをほめたくなるようないでたちである。黒地に正方形に近い蛍光色のような黄色を規則正しく2列に配置し、側面には蛍光ピンクのドットを等間隔であしらえている。派手はケムシは多く、それぞれ個性と主張があるが、この模様は他のケムシとは一線を画するデザインのこだわりを感じる。



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