2010.6.25 アブラゼミの孵化

冬の間回収しておいたアブラゼミの卵がぞくぞくと孵化を始めている。このシーンを撮影するためにある思い切った変革を試みた。長年親しんできたニコンのカメラであるが、どうも高倍率接写のシステムが今一つで、オリンパスレンズと改造ベローズでこの部分を今まで補ってきた。しかし、手動絞りの不便さや、画質においても納得いくものではなかった。キャノンの等倍以上から撮れるレンズMP-E65mmはかねてから使ってみたいレンズであったが、それに合わせてキャノンのボディーも買うということになかなか踏み切れずにいた。しかし、機材やシステムというものは、時代に合わせてどこかで思い切った変革も必要であろうと、キャノンの接写システムを導入した。早速テスト撮影でアブラゼミの孵化を撮影した。結果は良好で、画質も操作性も格段に良くなった。長年の不便さから解消されたのと同時に、もっと高倍率の世界を撮ってみたいという撮影意欲も出てきたことがうれしかった。



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