2010.7. 9 カブトムシの交尾

昆虫の森では、日に日にカブトムシが多くなり発生のピークへと向かっている。早朝に樹液のポイントを見ると交尾しているシーンがいくつか見られた。カブトムシの営みは人間の目から見てとてもわかりやすい。樹液という酒場で力を競い、メスを独占できたオスが子孫を残すという原理が、昆虫の中でも手に取るようにわかる。だからこそ、子供たちにそんなシーンをたくさん見てほしいと切に思う。人間も虫も、生物的に本性は同じなのだ。そんな人と虫との近い部分と、そんな虫の生きざまを見てこそ、人とは何かという人間を客観的にみるきっかけをカブトムシは教えてくれると思うのだ。



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