2010.8. 4 赤城山のコエゾゼミ

昨日の疲れで目覚めが遅かったが、カーテン越しに見ていた天気は薄曇りから次第に陽がそそぎだした。天気がよければ行こうと思っていた、コエゾゼミを求めて赤城山へと向かった。小沼に着くと「ギーーーー」とセミの声が響き渡っていた。しかし、鳴いている場所はかなり高く、目視で見つけるのがやっとという感じだった。鳴き声をたよりに灌木をひとつひとつ覗いてみると、やっと撮影できそうなシーンに巡り合うことができた。間近で聞くコエゾゼミの声は、ノイズそのもので人間の耳にはちょっときつい声である。その個体は、鳴きながら頭を下に向けてゆっくりと幹を下り始めた。声はお世辞にも誉められないが、里のセミにはない美しさがコエゾゼミにはある。



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