2010.8. 6 ゲンジボタルの1齢幼虫

ゲンジボタルの1齢幼虫が誕生し、微小な幼虫が水中を這いまわっていた。孵化シーンは逃してしまったが、早速、撮影セットを作り幼虫の生活史を追うことにした。1齢幼虫の食べ物は、今年産まれた1㎝弱のカワニナの稚貝である。観察していると、カワニナも食べられまいと、まとわりつく幼虫を振り落としていた。ホタルの幼虫が育ってくれなければ意味がないので、カワニナを冷凍にしてから水槽に入れることにした。すると、ぞくぞくと幼虫が集まり喰いついてきた。自然界ではこんな都合のよい餌は存在しないが、実際、自分の数倍もある貝に食らいついて成長しているはずなのである。



Comment

Post a Comment

Name
Mail
URL
Comment