2010.8.10 ミンミンゼミ

今日は、栃木県の親戚宅に家族で向かった。田んぼが一面に広がり、屋敷林と社寺林が点在するとてものどかな環境で、このあたりではタガメも健在である。正午過ぎに到着すると、あたりはセミの大合唱に包まれていた。庭にある一本のサクラの幹に集中するセミたちに感激し、思わずカメラを向けるが、引きではなかなかその情景を現わせなかった。やむなく目の前で勢い良くなくミンミンゼミに焦点を合わせるが、雑然としたサクラの樹皮に、日の丸構図でしか撮りようがなかった。唯一、斜めから差し込んだ陽射しが立体感を作り出してくれたが、ミンミンゼミの模様も樹皮と同化し、カムフラージュする意味があることがうなづけた。



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