2010.8.26 南房総の採集

夏の営業が一段落したのもつかの間、秋の展示に向けてこのあとがさらに忙しいのだ。房総半島にマツムシなど展示用の昆虫を採集に出掛けた。サーファーがまばらな海岸の草地で、網を片手に灼熱地獄の中、マツムシを採るのは本当に苛酷であった。十数年、安定していたマツムシだが、昨年に続き、今年も極めて少なく、ひょっとしたらゼロかと思わせる出だしであったが、かろうじて30匹程度やっとの思いで確保した。来年はきっちり飼育で出さないと先行き厳しいと感じた。一見、環境的には変化のない安定した草はらで、キリギリスやヤマトマダラバッタなどいつも通りでみられるのだが、マツムシに限ってなぜここまで激減したのであろうか?



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