2010.10.12 モンクロギンシャチホコの幼虫

昆虫の森のボランティアでお世話になっているHさんが、家庭菜園で発生する様々なイモムシを持ってきてくれるのだが、数日前、ヒメリンゴの木にいたというそのイモムシに目を見張った。一見ホソバシャチホコの幼虫に似ているが、さらに凝った模様で初めてみる種類であった。さっそく図鑑で調べてみるとモンクロギンシャチホコの幼虫であることが判明した。今日はその現場にお邪魔し、発生している状況を撮影させていただいた。太田市の国道50号からほど近いその菜園は、田んぼと住宅地が入り混じるのどかな環境であった。カマキリの個体密度がやたら高く、昆虫が豊富な証しとも言えた。ミノムシが鈴なりの木もあって、いわゆる庭や公園に見られる昆虫たちが好きな環境要因を満たした環境であると実感した。背丈ほどのヒメリンゴの木を案内していただくと、そこにはモンクロギンシャチホコの幼虫が十数匹は付いていて、傾いた西からの陽射しを浴びながら葉っぱをムシャムシャと食べていた。



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