2010.10.29 アメイロケアリの塚

若いクヌギの根元に、いつのまにか土盛りができていた。近づいて良く見ると、樹皮との境界あたりで黄色いアリが見え隠れしていた。種名を調べてみるとアメイロケアリのようである。塚の上部をそっと崩すと内部の樹皮にアブラムシが付いていた。このアブラムシも調べてみるとクヌギクチナガオオアブラムシという種類であった。アリはアブラムシを露出させないように、土の壁の中で管理しているようで、アブラムシを手厚く保護しているようである。単なる枝先の露天型共生関係から、まるで家畜舎で管理するかのような発展した共生の形である。



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