2010.12. 5 カレハガ幼虫の隠ぺい色

先日のコムラサキの幼虫がいたヤナギにはカレハガの幼虫も隠れていた。昨年もカレハガ幼虫の越冬を紹介しているが、今回の幼虫は、割と発見しやすい模様であった。色は完全に同調しているが、対称の斑紋模様が浮き立ってしまうのであった。近くのヤナギでも探してみたが、細い枝に張り付いた幼虫も見つけることができた。こちらも、茶色系の樹皮に色調をしっかりあわせているのだが、縞模様が虫であることを知らせてくれた。背景に合わせて色調をコントロールできるだけでもすごいのだが、左右対称や体節構造など、昆虫の基本的な構造には隠れる限界もあるようだ。



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