今日も昨日に引き続く、シフトレンズの検証を行った。今日のモデルはインターメディアツヤクワガタである。被写体のやや前方から、オオ顎と背面全域にピントを合わせた。大型な被写体では寄りによって生じるパースが弱くなることに対し、45mmと24mmのシフトレンズでの見栄えの違いを見てみたかった。45mm(写真1)では遠近感がほとんど出なかった。写真2は24mmでの描写である。頭部が誇張され、背景の写りこみも広がった。イメージは写真2がマッチする結果となった。しかし、45mmでの描写も、頭部の誇張に限ればパソコン上で歪ませる加工もできるわけだが、自然物をパソコン上で歪ませるという手法には抵抗がある。