2011.1. 7 氷の下のハイイロゲンゴロウ

今日は、かなり厳しい寒さの一日であった。乏しい真冬のフィールド情報の中で興味深い一報が入った。ハイイロゲンゴロウが氷の下に多数いるというのだ。そんなことが・・・。未だかつて見たことがない現象を確認しに池に向かった。すでに氷は溶けはじめていたが、確かに水面を弱々しく泳ぐものやすでに死んだ個体。水底につかまるものなど意外な光景がそこにはあった。ハイイロゲンゴロウは生活史に不明な点が多く、夏から秋に多く見かけるが春先は全くと言っていいほど見当たらない。ウスバキトンボのように冬季に死に絶えているのではないかというのが僕の推論であったが、少なくともこの時期の生存が確認されたと同時に、不思議な現象の謎が残った。



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