2011.1. 8 ハナカマキリ オスの飛翔

昆虫の森の季刊誌の次号でハナカマキリの飼育が特集となり、写真と原稿がようやくまとまったのもつかのま、生活史と体のつくりページのネタもなくハナカマキリでやろうということになった。飼育ページの原稿内で生活史に移せる部分をカットし、各項目の情報がなるべく重複しないよう再度構成することになった。それでも生活史を構成するだけの写真は不足ぎみで、なにか特徴的なシーンが必要に感じた。そこで思いついたのがオスの飛翔シーンであった。カマキリ全般にいえることだが、オスは細身で小型な種が多く、概ね飛翔能力に優れている。中でもハナカマキリのオスの小型化は、メスからの捕食を避けるために、さらに敏捷に飛び回る必要性から生じた進化ではないかと感じた。



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