トゲナナフシの餌としてヤツデの葉を採りに行った時だった。葉裏を何気なく見るとヨコバイの一種がいくつか付いていた。そんな中に、4ミリほどの目立つ色彩のものがいた。見覚えのある色彩に「これがあれか!?」と心でつぶやいた。以前に新開さんのHPでその存在を初めて知り印象に残っていた。確か、後ろから見ても顔のような模様がある「・・・・サジヨコバイ」と不確かな名前が浮かんだ。ネットで調べてみたが、「サジヨコバイ」で検索するとずばりその名の別物がヒットした。関連する種名で「クロスジ・・・・」が気になり、あらためて検索するとやっとたどり着くことができたが、画像もふくめかなり多くの情報がヒットした。昆虫図鑑にはなかなか登場しないようなマイナーな虫と思いきや、ネット上ではかなり関心が高い虫のようである。別名「マエムキダマシ」というおもしろい名前も浸透しているようだが、真後ろから見た姿は、僕の目にはピエロ顔のように見えた。