2011.2.19 謎の卵塊

3時を回っていたが、だいぶ日も伸びて、久しぶりに園内を散策してみることにした。初夏の展示用にオオムラサキの幼虫でも回収しようとエノキに向かうと、ちょうど雑木林の間伐作業の途中で、コナラの伐倒木があたりに転がっていた。エノキの根際にかぶったコナラの枝をどけようとしたとき、枝先に付いた昆虫の卵塊が目に入った。冬の枝先の虫探しはずいぶん長くやってきたが、初めて見る卵塊であり、木が立っていれば、4~5mの樹上にあったはずである。オビカレハの卵塊に似ているが、一粒がそれよりも小さく、独特の金属光沢を放っている。どんな虫が誕生するか今から楽しみだ。

PS ニトベエダシャクの卵であることがわかりました。



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