2011.2.23 キンヒバリの幼虫

園内で越冬中のキタテハがいるとの情報が入った。というか、暖かな陽気に飛びだしたキタテハが、陽が傾いて再び草むらに身を寄せる瞬間を目撃してわかったらしい。いずれにしてもネタが少ないこの時期に見てみたいと思って現地に向かった。「さぁどこでしょう?」発見者が謎かけをしてきた。ススキの株のせいぜい50センチ四方の株のあたりにいるらしいがまったくわからない。そろそろ教えてほしいと思ったときに同行していたSさんが「なんや、今頃この幼虫」と言いだした。ススキの茎につかまっていたのはキンヒバリの幼虫であった。それはそれでなかなか魅力的で、そっちを先に撮影したいと思って肘をつくと、発見者は「あー!その辺にいる!」と言いだした。ちょうど肘をつこうとしたキンヒバリの手前にキタテハはひっそりとぶらさがっていた。しかしながら、ちょっと雑然としたシチュエーションにいちおう撮影はしたが、絵としてはいま一つであった。ということで、今日はキンヒバリをアップすることにしたのだが、キタテハを探さなければ見つからなかったはずで、発見者の一報に感謝した。



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