2011.3.18 ウスバシロチョウの幼虫

計画停電にガソリン不足、そして、朝方の真冬のような寒さ。気がめいることばかりだが、人間はある基準に対して考える動物だから、被災地の状況を考えれば大した不便でもない。しかし、文明に浸りきったからだは、テレビもパソコンも使えない暗がりの時間をどう過ごせばよいのか、停電復旧までの時間があまりにも長く感じるのである。布団にもぐって、ノートパソコンの画面を消し、バッテリーの消耗を気にしながら音楽を聴いてしのぐこの頃である。午後になると気温が少しはあがり、春めいた様子にもなった。園内パトロールの当番だったので、2時過ぎに車で一周することになった。数日前にウスバシロチョウの5ミリほどの幼虫を枯れ葉の裏で見つけたので、ムラサキケマンのあたりを注意しながら見ていった。すると1センチほどに成長した幼虫が数匹、枯れ葉の上で日向ぼっこをしている光景を発見することができた。



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