気温が上がり、春らしい日曜日となった。園内の田んぼではレンゲが満開となり、セイヨウミツバチの羽音が響いていた。無数にいるミツバチだが、花を訪れる一瞬をとらえるのはなかなか難しい撮影である。ミツバチを追いかけるより、腰をおろして待つ戦法でチャンスを待った。どんなにオートフォーカスが発達しても、クローズアップで動体をとらえることは難しく、難しいからこそ、手先の感覚でどこまで撮れるか挑戦もしたくなる。どのくらいシャッターを切ったであろうか?カメラのモニターではピンがきているように見えても、拡大するとため息がでるカットばかりである。パソコンに転送して最終確認をすると、かろうじてワンカットのみが今日の成果であった。