2011.5.13 ゲンジボタルの蛹化

ゲンジボタルの上陸を確認した4月19日、その後の変態を撮影するために9匹の幼虫を回収していた。昨年から室内で飼育していた幼虫たちも4月の中旬あたりから次々と上陸をはじめていたが、ころ合いを見た9日に上陸させたセットを慎重に掘り起こしていくと、ほとんどが蛹になっていた。蛹化の撮影が完了していなかったのでいささか焦ったが、屋外に保存していた野外産を確認すると、前蛹の状態でホッとした。そして昨日から今日にかけていっきに蛹化のピークが訪れた。かなりゆっくりととしたペースで皮を脱いでいくのだが、特徴といえば、ずいぶんと柔軟な腹部をエビ反りさせて後半の脱皮を行っていくのであった。



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