2011.8. 9 ヒメクロイラガの行列

都心のセミをテーマに、休みを利用して日比谷公園に取材に向かった。昼に到着し、さっそく公園内の様子を見てみることにした。地面には無数の穴があき、樹上ではそれなりにセミの声が響いているが、樹上の成虫を撮影するには個体数が少なく、夜の羽化に期待をした。せっかくの昼の時間を無駄にもできず、猛暑の中、ヌケガラやらなんでも撮れるものを撮ろうと汗だくで奮闘していた。そんなとき、ケヤキの横に張りだした太い枝に、イラガらしき幼虫が歩いている光景が目に飛び込んだ。一列に並び、枝先を目指しての行進である。セミの撮影用に用意した300ミリのレンズで、まさかイラガを撮ることになるとは思わなかったが、微妙な光線も射して、なかなかの面白い画となった。



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