週休日の今日、セミを撮影しようと大間々の親水公園に向かうが、お盆休みともあって人の多さに唖然とし、すぐさま目的を切り替えた。オオカマキリがそろそろ羽化する時期であり、羽化を控えた幼虫探しをすることにした。クズがからむススキの株を覗きこんですぐさま、今日、間違いなく羽化するであろう幼虫を見つけることができた。目的としては半分達成できたが、羽化の撮影が完了しなければ成功とはいえない。夕方になり物置で撮影セットを組んでその時を待つことにした。過去にも何度となく羽化は撮影してきたが、高画素デジタルとなっては初のトライであり、普通にいるオオカマキリであっても、羽化の撮影の難易度は高く、緊張が走った。夜の8時近くになって、ようやく息をのむ攻防がはじまった。そんな時、外では雷鳴とともに豪雨が吹きつけた。大きな体つきであるがゆえ、こんな天候で屋外で羽化をしていたらこのカマキリは生き残れたであろうか?そんな疑問がよぎった。