2011.10.18 リンゴドクガの幼虫

シダレザクラの葉裏で、リンゴドクガの幼虫を見つけた。ケムシ界の貴公子とでも表現したくなるような品格あるケムシである。通常は黄色型が主流であるが、赤みが強いタイプの個体であった。美しいケムシを美しく撮ろうと試行錯誤していると、枝に触れた振動で胸部を曲げて威嚇の姿勢をとりはじめた。ふだんは隠されている黒色の皮膚をさらして、コントラストを強調するという意図のようだ。クローズアップして見ているとライオンの顔のように見えてきた。



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