2011.11. 9 サンゴジュハムシの交尾

10月末から11月にかけての夏日は異例であったようだが、園内ではいまだにアオマツムシやエンマコオロギが鳴いていたり、潜在的な寿命があっても気温の低下で死に絶えるはずの昆虫たちが健在というのが今年の気候といえる。しかし、今朝の気温はだいぶ低く、本来の気温にもどりつつあるようだ。それでも、朝日が差し込みはじめた場所ではアキアカネが元気に舞い始めていた。紅葉をはじめたガマズミの葉上でふと目に入ったのがサンゴジュハムシであった。そのサンゴジュハムシがこの冷え込みの中、朝から交尾をしていた。本来の生態かどうかは判断できないが、越冬後の春に繁殖するはずの昆虫たちも意外な積算温度に成熟が早まったということはないだろうか。



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