2011.11.24 ヘリヒラタアブ

色づいた初冬の雑木林では目立つ昆虫も少ない中で、クリオオアブラムシだけはあちらこちらで大集団が黒々としている。そんな様子はめずらしくもないのだが、その傍らにいた美しいヒラタアブにはすぐに視線が釘付けになった。青い斑紋が美しい比較的大型のヒラタアブがクリオオアブラムシの集団に近づいては産卵しようという行動に行き当たったのだ、しかし、何度となく腹部を曲げてはいたが、卵らしきものは確認できなかった。そういえば、クリオオアブラムシの集団に大きなアブの幼虫が張り付いているのを過去に見たことを思い出し、おそらくその幼虫の成虫形態こそがこのアブであろうと調べてみると、「ヘリヒラタアブ」にたどりついた。



Comment

Post a Comment

Name
Mail
URL
Comment