2011.11.28 ルリクワガタ採集

冬の楽しみを模索する中、今年こそはルリ、コルリを採りに行こうと計画していた。しかし、まったく経験がない中で、昆虫写真家の鈴木さんにご指導を仰ぎながら、仲間たちといざ玉原高原に出陣した。現地に付くと、林床には早くも積雪があり、コルリの材探しは難しい状況からスタートした。それでも大きな立ち枯れを削るとホソアカガネオサムシが集団で出てきたりで、昆虫なら何でも大好きな仲間たちと盛り上がっていた。雪が比較的少ない林床に移動して早々、鈴木さんがコルリのオスを割り出した。「これが・・・コルリ!」と皆が目を丸くして感動的な一匹目の出会いとなった。その後は幼虫を追加しながらそれぞれがブナ林に散っていった。C君の「成虫が出た!」という声に皆が集まるとそれは太目の倒木で、「これ、もしかしてルリクワじゃない?」ということになり、鈴木さんの鑑定をまった。結果はやはりルリクワガタで、「ほら、産卵跡がたくさんついてるよ」と教えてくれた。その木からは成虫と幼虫がそこそこ採れて、なんとか目的が達成された。鈴木さんがいなかったらこんな成果は得られなかったことは明白で、皆で感謝しつつ、暗くなり始めたブナ林を後にした。



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