2011.12. 7 キノカワガその後

去る11月22日に発見したキノカワガであるが、その後も点々とポジションを変えている。見上げて一瞬「いなくなった!」と思うのだが、じっくり見ていくと数十センチ移動して見つかるのであった。そして、今日の朝に見つけた場所では、3匹がかなり近寄ってコナラの幹になりすましていた。画角に3匹も入る光景もなかなかないと思い、またしても車を横付けして屋根に登り撮影することにしたが、前回よりもさらに高い位置であった。ちょうど黄葉したコナラが左手の背景にあり、季節感として入れてもみたかった。45ミリのシフトレンズを使い、前回は見上げた角度で縦位置にティルトしたが、今回は横位置にティルトし、さらにクロス方向のシフトを生かすことで、三匹のキノカワガを横から斜めにピントを合わせつつ背景の黄葉も画角に入れることができた。ちょっと理解しがたい、シフトレンズを持っている人でないとわかりづらい表現で申し訳ないが、シフトレンズの構造が生かせたシーンであった。ちなみにティルトとシフトは改造で同方向(平行)にもできるようだが、一年使ってみて、どちらが適当かはいまだに結論がでない。



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