2012.1.25 クロテンフユシャクのメス

断定はできないが、おそらくクロテンフユシャクのメスであろう個体が手に入った。その発見のいきさつがなんとも偶然。カマキリ飼育担当の同僚が、朝一番の仕事でライトトラップの蛾を餌として回収するのだが、この時期に入る蛾は当然少なくフユシャクの数種である。2個体のフユシャクのオスをビニール袋に入れて持ち帰ったのだが、餌にするにも少量で、標本にするかと他の職員に渡したところ、「メスも入っている!」という事実がわかったのだ。ようするに、回収した一個体のオスは交尾中だったようで、それに気づかず回収していたことになる。いきさつはともあれ、尾端の毛がふさふさのかわいらしいメスを見ることができた。



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