2012.1.27 イチモジフユナミシャク

先日のフユシャク発見で、再びフユシャク探しに気合が入り、日没後の雑木林に探索に入った。時期的には、ウスバかクロテンなどのホシシャク亜科が旬のようで、そんな交尾シーンでも見られないかと期待した。昆虫の森園内では、道脇に並ぶサクラの大木で見つかる確立が高く、一本一本懐中電灯で入念に見ていった。探し出してまもなく、灯りに照らされたそれらしきものが浮かび上がった。「イチモジ・・・?」。フユシャクのメスとしては翅が大きく、地衣類のような独特な色合いはイチモジフユナミシャクのメスであった。それをきっかけに、立ち並ぶサクラの幹から次々と合計3匹のイチモジを発見することができたのだ。過去にも園内では12月の発見例があったが、1月も下旬になっての発見は意外であった。しかし、どの個体も腹部は細く、卵は産みつくした様子で、発生の末期であるようだ。



Comment

Post a Comment

Name
Mail
URL
Comment