園内のシダレザクラに、毎年安定して発生しているのがムネアカアワフキである。左がオス、右側のやや大柄なのがメスで、黒と赤のツートンのカラーリングは部位の境目でくっきりとしている。単調でありながらも、いわゆるVゾーンに派手目の色を挿したおしゃれ虫だ。CANONの7Dと100ミリマクロの組み合わせで、最大倍率のF14でのノートリミング画像だが、これだけ小さく厚みのある虫は、F20まで絞りたいところだ。しかし、CANONマクロは絞込みに弱く、画質が顕著に荒れてしまう。APSサイズフォーマットの深度の深さもあるので、いつも絞込みはF14までとしている。