2012.5.13 オオアヤシャクの幼虫

4時を過ぎたあたり、ボランティアさんや仲間たちと、恒例の園内散策に出かけた。枝先を見るのが楽しい季節であり、イタヤハマキチョッキリやアシナガオトシブミなど、未記録種の新たな目撃例もあって、たくさんの目で探そうと意気込んで出発した。揺籃をつくっている最中のイタヤハマキチョッキリを樹上で目視できたが、長竿を持ち出すもうまく採集できなかった。植栽されたコブシにさしかかり、以前にここでオオアヤシャクの幼虫を発見したことがあると皆に言うが、時期的にずれていたので話だけでスルーするつもりだった。「どんな幼虫か?」とたずねられ、頭がとがって仮面ライダーフォーゼみたいな・・・などと大雑把説明をしていたが、若手のN君がすぐに「これちがいますか?」と言い出した。「え!」と思ったが、覗き込むとまぎれもなくオオアヤシャクの幼虫であった。調べてみると幼虫越冬で、以前に見つけたものは2化目の発生だったようだ。久しぶりの発見にうれしかったのと、N君の視覚的能力の高さに驚かされた。



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