2012.5.17 クロクサアリとアブラムシ

毎年クロクサアリが居座っているコナラの木がある。ひこばえについたアブラムシに甘露を求めて数匹がまとわりついていた。アリとアブラムシの関係は、写真的にニーズが多いシーンである。過去にもクリオオアブラムシとクロオオアリのからみを、じっくり観察しながら撮影したことがあったが、なかなか甘露を出すタイミングにピントとシャッターが間に合わず苦労した経験があった。とりあえず当倍で覗き込んでみるが、アブラムシは頻繁に甘露の玉を出し、クロクサアリが口元で受け取っていた。かなりのクローズアップで撮れそうな気がして、がっちりとセッティングして、甘露を受け取る瞬間を狙ってみた。チャンスは何度もあったが、横からでは受け取る瞬間にクロクサアリの触角がかぶってしまい、玉がくっきりと見えなかった。しかし頑張って粘った結果、やや正面のポジションで、なんとか甘露の水滴を受け取る様子が撮影できた。



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