2012.6.14 オオクワゴモドキ

この時期になるとライトトラップに飛来する蛾の数がいっきに増えてくる。その多くは、見た覚えのある蛾ばかりであるが、初めて見るものがいないかどうか、目を凝らしてじっと見てみるのだ。そして目に飛び込んだのがオオクワゴモドキであった。クワゴに似た別物というニュアンスの名前だが、なんてことはないカイコガ科の一員である。「オオクワゴ」くらいの名前でいいじゃないかとも思えた。それほどの珍種ではないが、園内では初記録である。そこでまた興味が沸くのが幼虫形態である。なかなか奇妙な容姿はぜひ見てみたいものだ。いることがわかれば、この先食樹であるカエデに自然と目が向いてしまう。



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