2012.7.10 ノコギリクワガタの蛹室と蛹

企画展「クワガタムシ探検隊」のパネルでは、ノコギリクワガタの生活史の紹介で10年前に製作した「クワガタムシ観察事典」の古いポジをずいぶん使うことになった。デジタルでこのあたりの写真を撮りなおすことも大きなテーマであった。特に蛹の部屋での様子は、撮影しやすい蛹室をつくらせようとセッティングはしていたものの、今日になって空けてみるとほとんどが蛹となっていた。蛹化は撮れなかったが、本当の蛹室と蛹の写真はなかなか価値がある写真だと思う。というのも、昔の子供向け科学本ではノコギリクワガタの蛹は朽木の中で撮られているものしかなかった。クワガタムシの生態が次第に明らかにされる中、土中で蛹室をつくるということがわかり、僕としてはこだわりたいシーンであった。



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