2012.8. 8 ツノトンボ

夏至からだいぶ経っているが、閉園後はまだ明るく西日が射す夕方のフィールドを楽しむ時間がある。草原ではバッタ類やキリギリス類がにぎやかだったが、足元から飛び立ったツノトンボが気になった。飛ぶ能力はそれなりにあるはずだが、キバネツノトンボに比べると飛び続ける時間は短く、すぐに草に止まる。撮りやすい相手と思いきや、何度となく追い立ててはみたが、いずれも寝際の低い位置に止まりなおし、カメラを向ける気にはなれなかった。そんなことを繰り返すうちに見失うこともあったが、個体数が多いようで、歩くうちに再び目の前に現れた。追跡を繰り返すうちに、ようやく低い位置ながら背景が抜けた場所に止まったところで、「ここならばと!」としゃがみこみシャッターを切った。



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