2012.8.21 オニクワガタ

お盆も過ぎてだいぶ仕事も落ち着いた。企画展やポケット図鑑など、水辺をテーマにした取材をそろそろ再開しなければと考えてはいたがなにしろ暑い。赤城山の山頂あたりは涼しいかと思い立ち、小沼に向かってみた。観光客もまばらな小沼の湖岸は涼しく28度くらいだ。この時期ではコエゾゼミの声もまばらで、オニヤンマがやたらと目に付いた。水辺の昆虫がテーマと思いつつ、ヤナギの木があると「クワガタムシが付いていないかなぁ」と見上げてしまうのであった。しかし、それらしい影はなく、足元に横たわる丸太の朽木が目に入った。やわらかい朽木であったが削る道具もなく、手で崩そうとしたとき目に入ったのがオニクワガタであった。確かにこの時期、山地の朽木上で見られるとは文献に載っているが、自身の目で発見するのは初めてでかなりうれしかった。



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