2012.11. 7 オオアヤシャクの越冬幼虫

今年の初夏に久しぶりにめぐり合えたオオアヤシャクの幼虫であったが、後に越冬態が幼虫であることを知り、冬になったら探し出そうと意気込んでいた。ちょっと気が早いが、数日前から仲間たちと園内のコブシを見回り始めていたが成果はなかった。ネットで再度食草を調べてみるとホオノキもホストであることがわかった。考えてみれば、園内のコブシはすべて植栽された樹木で、ホオノキこそが潜在植生の発生源であった。追加植栽された低木もあり、そんな木を今日は見て回ることにした。期待しながら4,5本を見てまわったが、すっきりした枝ぶりにそれらしいものは見当たらず、あっさりと「いない」宣言をしようとしたときだった。仲間が「いたー!」と声を上げた。駆け寄ると確かに1㎝ほどの小さな幼虫が冬芽にくっついていた。同じ木で3匹が見つかり、その後も他の木で発見することができた。



Comment

Post a Comment

Name
Mail
URL
Comment