2012.12. 5 アカボシゴマダラ幼虫の越冬場所

今更ながら、アカボシゴマダラの幼虫が目立ち始めた園内で、枝で越冬する幼虫が見つかった。これも、生態として知られてはいたが、自分の目で見るのは初めてのことだった。地上60cmあたりの枝の又で上向きでじっとする姿であったが、この木は、越冬前の葉上でも確認できていた木で、たびたび覗き込んでいた場所だった。すでに越冬で降りきっている時期で、落葉下で幼虫も確認していた。張り付いていた場所は目立ち、見逃していたとは考えづらく、一度降りた幼虫が再び上ったのではないかという憶測が浮かんだ。今の時点では、落葉下の越冬が多いという印象だが、ネットで観察例を調べてみると落葉下と樹上部での越冬場所には地域差があるようで、二択の決定要因がなにかあるのだろうと感じた。



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